FlatfishGardenの泡 2nd

KOSHU178の日記

めし屋のBGMの威力

仕事の打ち合わせ先に行く途中、ちょっと時間があったので蕎麦屋に入った。
「そばと言ったら立ち食い」の自分にとっては比較的本格的な日本蕎麦屋
(力そばで860円)ここのBGMがジャズだった。そこそこ大きめな音量。
食べ始めてもなんかテナー・サックスのフレーズが気になっちゃって
なんだか日本そばを食べている気がしなかった。別にいいんだけど。


そばを食べながら、5年程前に行った都内(環八沿い)のジョナサンを思い出した。
その店に入った瞬間から妙な空気感がしたんだけど、着席してすぐにBGMが「演歌」だからだと気がついた。それからは気になって気になって。別に演歌は嫌いじゃないものの、店内の雰囲気が地方の(しかも昔の)うらぶれたドライブインに感じられて仕方ない。他のお客さんも、全員トラック野郎とかスナックのママさんとかに見えてきた。外の景色も「隣街まで車で2時間」の景色に。ジョナサンのショップ・カラー「赤」も、けばけばしい「お水系」の色彩に見えて来て・・・本当に強烈で、異次元スポットに入ったようなクラクラ感を充分楽しんだ。
帰りのレジで「いつも演歌なの?」と思わず質問したら
バイトのお姉さんは「へ?」てなもんで、BGMはどうでも良いらしい。


ちなみに
松屋は「ボサノバ」が多いみたい。牛丼がなんかおしゃれな料理に見えなくもない。
吉野家は「J POP」。「ふ〜ん、こういうのが今流行っているのか。」と思わず聞き耳。
中華定食の味華は「演歌」。生姜焼き定食と全く違和感なし。
大戸屋はジャズ。おかわり自由のコーヒーとお似合い。アドリブフレーズをちぇっく。
近所のラーメン屋はインターFMを大音量。早口のDJにつられて、食べるのも早くなる。
定食「大都会」は入り口ではビートルズ。中に入るとテレビの音。ナイターの季節が似合う。
西口に移転したらしい印度亭はバングラビートが多いかな。印度風味のテクノね。
808のキックとシンセベースがカレーの通奏低音に。                
(4/11追記:先日西口に移転した印度亭に行きました。カウンターの所に
      「Asian Dub Faundation」のCDがたくさんディスプレイされてました。)

近所のサイゼリヤは女学生達のおしゃべりがうるさくてBGMが全然聴こえない。