がんばれナカミチくん14歳

<part1 修理に出すべきか田舎>



家電はパソコンよりはずっと長寿だけどやっぱり壊れる。
今回の家電はちょっと困った。


オーディオ用プリメインアンプ。
『Nakamichi IA-1』という機種。
領収書を見ると”1996年3月5日 グルーバー渋谷パルコ”とある。


14年。毎日のように酷使しても良い音を出し続けてくれてたが
だいぶ疲れてしまったようだ。


症状は単純に右チャンネルが出ない。
それまでは電源を入れ直したり左右バランスつまみや
セレクターSWをグリグリ回してると直ったのだが
今年に入ってから復帰確率が極端に悪くなって来た。


14年間聴き続けていて愛着があるし、
昨年エンジニアSN(!)氏に 「良い音」とほめてもらったしで
是非修理したいのだが 、オーディオのNakamichiはもうない。
(2002年に倒産、2008年に製品製造終了。)
残っているHPからのリンクによると
九州にNakamichi製品の修理をする所があるようだ。
元社員のガーレージショップなのかな?


修理代も高そうな上に、このくらい使い込んであると
修理してもすぐまた別の部分がダメになる可能性もある。
修理すべきか田舎、非常に悩ましい。


買い替えるにしても「趣味のオーディオ」が
狭い世界になっちまったので選択肢が少そうだ。
(廉価なコンポ用か高級ピュアオーディオ用の2極分化して
 その中間機種はあまりなさそう。)


それ以前に買い替えに厳しいフトコロ事情ってのもある。
困ったニャ〜。





<part 2 パワーアンプとして使えそう>


借り物のアンプにつなぎ替えたりしたが どうもピンと来ない。
「う〜む・・」とAI-1の裏面をながめてたら
”CD-direct”という端子が空いている。
あ。これ、いけるかも。


早速つないでみた。 万歳!両チャンネルちゃんと出る。
プリメインの「プリ」をショートカットしてる端子らしい。
若干ガリってたメインボリュームもガリが出なくなった。
パンフに4連ボリュームと書いてあったので
ガリっていたのはプリ用ボリュームだけだったようだ。


LRバランスやトーンコントロールは使えないけど
アナログ入力1系統のパワーアンプとしては使えそう。


音色は、、、ちょっと違和感あり。
正直、僕の「耳」は性能が悪いんだけど
それでも良く言えばクリアさが増したように、
悪く言えばシャリシャリになったように感じる。
また、高音が出てきた分ロー&ミッドが若干弱い・・気がする。


でもこれが「味付けなし」のダイレクトな音だとすれば
自分の使用目的にはむしろ合っているかも知れない。
(というより音楽制作にはプリメインアンプって普通使わないのか?)
使っているうちにこのキャラにも慣れるだろう。
今しばらくはこの方法で使ってみよう。


ともあれ、
1円も緊急出費することなく明日もステレオで音が聴ける。
あ〜良かった!ほっ。(^o^) ・・・あと5年は使えるかな?
がんばってちょうだいナカミチ君。





<part3 その後>


音源個々の音が今までよりはっきり分離して聴こえる気がする。
原音再生という意味で音は「良く」なったのかも知れないが
それまで聴いていた音量で鳴らすと若干何かが耳に痛い。


もし、ナカミチくんの優秀な「プリ」が、
”音楽的な味付け”をしてくれてたのだとすると
彼にに頼らなくても音楽的な混ざり具合になるように
調整すべきなのだろう。


その一方で、日常的に聴く音は耳に優しくあって欲しい。
その辺のバランスがどうなのか?しばらく様子を見よう。
とりあえず音はちゃんと出てるし。