デレク・ベイリー
<引用>
デレク・ベイリー氏(英国のギタリスト)ベイリー氏の家族から日本の知人に入った連絡によると、24日、運動ニューロン疾患のためロンドン市内の自宅で死去、75歳。
英国生まれ。60年代から即興を中心に演奏。日本ではトランペット奏者近藤等則さんやミュージシャン坂本龍一さんなどに影響を与えた。舞踏家の田中泯さんとは、昨年6月まで25年にわたり共演してきた。
<引用おわり>
こじゃさんの雑録で知りました。
生演奏は一度も見た事がありません。とても残念です。
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「う〜〜〜、なんちゅう3枚組だ。こんなの売れる訳ないじゃん。
、、でも、下手すると何かが見えちまいそうだ。」
と友人と話し合ったのを思い出します。
もう一枚持っていたのが
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「既存のコードやメロディーを徹底的に排除する」という
彼ならではの語法がしっかりとあるのを感じる。
それにしても間章氏による「解説」が力入りまくっていた。
『デレクこそが2000年に一人現出するかしないかという演奏者である。』
『このレコードを否認しようとするものの全てはその理由のいかんを問わず反動主義者であり、新しい形で我々犯し始めているネオ・ファシズムの側に立つ者である。』
う〜む。。(^^;;
また
- 作者: デレクベイリー,Derek Bailey,竹田賢一,斉藤栄一,木幡和枝
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デレクベイリーがインタビュアーになって、様々なジャンルのプレイヤーに
「あなたにとって即興とは何?」と問いかける本。
ヴィラム・ジャサニ(印度伝統音楽)
パコ・ペーニャ(フラメンコ)
J.D.ハイニヒェン(バロック音楽)
スティーブン・ヒックス(教会オルガン音楽)
スティーブ・ハウ(ロック)
スティーブ・レイシー(ジャズ)etc....
正直に言ってその内容や登場人物達の事を、ちゃんと解っている訳ではないのですが
(聴いた事がない人達も多くて)しかし、音楽に対して真摯に向き合っている
トッププレイヤー達の言葉には思わず襟を正したくなるのです。
その言葉を引き出せたのはデレク氏なればこそだと思われます。
ご冥福をお祈りいたします。