知事選政見放送

昨夜見た。色々考えさせられた。
続きはまた書こうと思う。（多分）
もちろん誰に投票するとか誰を支持するとかは書かないヨンさま。

今回の千葉県知事選には３人の候補者がいる。
印象的だったのは元俳優の剣道さん（仮名）。
録画したわけではなく、かなりあいまいな記憶をもとに書くことになるので言い回し等細部は違っているかもしれない。

剣道さんの話は実に明瞭簡潔であった。
彼のメイン・テーマは「治安」。
10分足らずの持ち時間の8割くらいをそこに使ったと思う。

まず、千葉県の犯罪発生件数の多さを指摘し、
次に警察官であった父親の言葉を紹介する。
「ともかく安全に暮らせる事が何より大事なんだ」
そして特に最近の子供に対する犯罪に言及し涙を流さんばかりの表情になった。
（まじで涙が流れるかと思っちゃった。
　ちなみにこの「表情」「滑舌」は全編通してさすが元俳優！
　他の二人とは別次元の表現力。・・上手過ぎてちょっと嫌みな程でしたが、
　そういう表現力があっちゃ悪いってこたないから別に文句はないです。）

ここで公約が登場する。

（中略）

（忘れないうちに最後の部分を書いちゃおう／下書きとして）
確かに、現状そして今後の治安問題はかなり深刻だという事は事実だろう。
何もしないで改善するとも思えない。
ただ、その改善策の結果が、昔のSFが描いた「（逆説的）幸せな世界」や、そして、
そんなことはないと信じたいが、「いろんな国、いろんな時代の”戦前”状態」
にならざる得ないとしたら、やっぱり嫌だ。
自分は他の方法を提示できないけれど、過去の記憶が蓄積された
21世紀ならではのうまい方法はないのかなあと思ってしまう。
こういう願望そのものが、また、危険なのだという事も感じつつ。