ジャン子の特徴(3)スケールが長っ
実は自分にとって一番大きなポイントかもしれないのがこのスケール長。
長いんです!
試しに6弦のナット(0フレット)〜ブリッジまでを測ってみました。
Stafford エレアコ 648mm(俗称:フェンダースケール?)
石井栄 エレガット650mm
seen エレキ 653mm
AP PE-MID エレキ 628mm(俗称:ギブソンスケール?)
んでもって
ジャン子 マカフェリ 672mm
一般的なストラトよりも約2cm長く、レスポールよりも約4cm長い。
これ、結構すごくないですか?
ネック幅も広いので、このギターを弾くと、
自分の手が一回り小さくなった気分です。
単純に「ガットギターのスティール弦タイプ」って感じじゃない。
となるとテンションがキツそうでしょ?
それがそんなことは全然ないんです。
つまりマカフェリ専用とされる弦は細いのです。
http://gypsystrings.ocnk.net/product-list/16
(おっ、上記のお店安いかも。ブックマークしなくちゃ。)
を見ると基本的な太さは、10-45と11-46の2種類で、
エレキギターのライトゲージくらい。
これをぶ厚〜いピックでジャコジャコ弾く。
例えば、
http://ki-ta-ga-wa.com/
こちらで「Gipsy」「Django」「Manouche」等とネーミングされた鼈甲ピックは厚さ2.7mm。
ね!かなり不思議な世界ですよね?
「”ちょっと持ち替え”などという気分で弾いてもらっちゃぁ、たまりませんわん。ジャンコロリン♪」
・・・と楽器が主張してます。
なので、私もいまだ本格的にお付き合いできずにいるのでありました。