FlatfishGardenの泡 2nd

KOSHU178の日記

おしゃれなポチ

渋谷の南平台町にMOTU828mk2の修理に行った。
渋谷駅を南口から出て歩道橋を渡る。
渋谷駅南口周辺は自分にとって何かと思い出深い街。
「イケベ」「リンガーハット」「Key」にはよく通った。
あ、「一風堂」と「街道」をチェックするのを忘れたな。


KEYの脇の坂を上がりきった桜丘町の渋谷インフォスタワーの下で一服。
http://www.sumitomo-rd.co.jp/building/shibuya/sibuyainfostower/
全館禁煙なのか、入り口脇の喫煙コーナーには常に多くの人がいる。
このビルで働いている人たちは総じて若い。そしてラフな服装だ。
入居者も「シマンティック」「ロッキンオン」「アミューズ」、、、
IT関連とエンターテイメント系が多いようだ。
ラフな服装と言っても、前者はさわやか系で後者はヒップホップ系(?)
なので、なんとなく見ただけでどっち方面の会社か想像がつくのが面白い。
たまにいる年配の方も非常におしゃれな感じのスーツを着こなしている。


このビルを後にして裏道を歩いてゆくと、お昼過ぎだったので
昼食に出て来ている労働者諸君(COPY BY 寅さん)が大勢いた。
う〜む。なんだかみんな若くておしゃれ、、な気がするぞ。
(単に自分が『おっさん』になっただけか。)
同時に気になったのが、多くの労働者諸君が首から下げている「IDカード」。
9.11以降、セキュリティーが強化されて一気に普及したようだ。
これがないと中に入る事もできないビルも増えている。
霞ヶ関や丸の内ならともかく、南平台の裏道ゆえ
そういうビルで働いている人ばかりではないと思うのだが、
なにしろ(印象としては)7割くらいの諸君が首から下げているのには驚いた。


以前は「首から下げたIDカード」はアメリカンな風景だった。
NASAを筆頭とする研究機関とかテロに狙われやすい大企業とか。
後はビッグアーティストのコンサートの「Back Stage PASS」かな。
確かにちょっとスペシャルでイカした感じだった。


けれど、某大手会社で働く家人が
数年前にそのカードの携帯が義務づけられた際に言っていた言葉
「ポチ(の首輪)みたいでいやなんだよね〜。」
を思い出した。
その感性はすこぶる正しいと思う。
ポチカードが必要なのは認めざる得ない時代ではあるけれど。