FlatfishGardenの泡 2nd

KOSHU178の日記

景気は良くなっている

竹中センセイによれば。
きっとそうなのだろう。
実際「この15年で最高の収益」なんて会社も結構あると聞く。


唐突だけど松戸駅。この夏「駅がマイホーム」という人が10人はいるんじゃないか。
去年は2〜3人だった気がする。一番目立つ大柄なレゲエ頭のおじさんも含め。
実際の数は解らないけれど、この一年で「激増」した印象がある。あくまでも印象だが。
今年は女性もいる。ほぼ一日中、横断通路で横になっている。犬を飼っている人もいる。


先月末、数年ぶりに行った上野公園には「青テント村」が相変わらずあった。
以前よりもさらに整然とブルーシートの「家」が立ち並んでいる。
とても「社会生活不適応者のふきだまり」とは思えない。
スラムと呼ぶにはあまりにも清潔。機能的。に見える。
でも、、、もう10年くらいこんな感じだとすれば、
もはや「特殊な事例」ではなく、事実上まぎれもない「スラム」だ。


きっと、それぞれの事情があるのだろう。
失踪日記」つながりのこじゃさんのBlogからたどり着いたインタビュー。
元国会議員の秘書だったというキャリアを持つホームレスの人。
http://www.tokyo-homeless.com/interview-yamamoto.html


きっと、それぞれの事情があるのだろう。
そのHPからリンクされていたブログ。
http://blog.livedoor.jp/kenjiro45/
プロフィールによると40代の男性で「元パソコン業・元写真撮影業・元編集業」
だったそうだが、2001年12月からホームレス。
「食うことより情報発信、食い詰めてもネットカフェからアクセス」
という生活を送っているらしい(!)。


きっと、それぞれの事情があるのだろう。
「定住しなくてはいけない」とは思わない。スナフキンだって多分ホームレスだし。
有名な日本人若手指揮者で家を持たずホテルを転々として暮らしている人もいる。
(「情熱大陸」に出てた人。名前忘れちゃった。今年由緒正しいオペラを指揮した。)
しかし、大多数の人々は「定職をもって定住する」ことを心底願っているとのこと。
少なくとも先程のインタビューの元ページ
http://www.tokyo-homeless.com/
のインタビューに登場する人達はほとんどそうだ。そしてそれはなかなか実現しない。


・・・景気はどんどん良くなっている。良かった。