FlatfishGardenの泡 2nd

KOSHU178の日記

新シルクロードの音楽

昨夜NHKで「新シルクロード」の音楽製作現場のルポを見た。
音楽監督ヨーヨー・マ氏。作曲と演奏が「シルクロード・アンサンブル」
各国の民族楽器の名手達(など)を集めた贅沢なバンド。
http://www.nhk.or.jp/silkroad/theme.html


その音楽の作り方もまた贅沢。
例えばバイオリンとビオラの二人をイランに送り込み、
「中近東のチューニングや音階」を実際に指導してもらってくる。
その感想は、「頭がクラクラする〜。」
ヨーヨーマ氏はアメリカでそれを教えてもらうのだが
本当に困った顔をして「う〜〜、これは、非常に難しい。」


中国の笙を演奏しているのが、中国の(元?)ロックシンガーというのも面白い。資料映像ではディープパープル・タイプのハードロックバンドでハイノートでシャウトしてて、これが意外に本格的だったのにも驚いた。


で、実は(毎度の事ながら)肝心のサントラは聴いた事がないっ。
がはははは。は。・・・すんません!


音楽の内容そのものよりも、「民族楽器の旅」に登場するような楽器の達人が集まってわいわいやっている姿にウホウホしてしまったのです。達人が集まれば、自然と即興で音楽ができてしまう。楽しい楽しい!ヨーヨーマ氏もリハに向かう時に「ほら、音楽が聴こえてくる!わくわくするね!」と子供のように全身で喜びを表していたけど、これこそ音楽のマジックなんだよなぁ。と。NHKもこういう企画にこれからもじゃんじゃんお金を使って下さい。愛人との海外旅行や飲食代じゃなくてね〜。


このルポ番組そのもののページがなかったので
ヨーヨーマ氏のインタビューページをリンクしておく。
これもなかなか興味深い内容だと思う、

http://www.nhk.or.jp/silkroad/yoyoma/01/01.html