FlatfishGardenの泡 2nd

KOSHU178の日記

中本マリin茶房廊

3月12日(土)の夜に水海道の茶房廊というお店で中本マリさんのライブを見ました。
メンバーは
中本マリ(Vo)  吉岡秀晃(Pf) 香川裕史(B)

のお三方。アットホームな雰囲気の中、スタンダードナンバーを中心に熟練の唄と演奏を文字通り「たのし〜」ませていただきました。中本さんの唄とおしゃべりは本当に流石。ベテランしかも一流シンガーだから当然と言えば当然かも知れません。でも実は(中本さんには申し訳ないのですが)今回のライブで私にとってよりインパクトがありまくりだったのが、吉岡さんと香川さんの演奏。もう少し細かく言えばお二人の「表情」とプレイ中の「やりとり」。これに関しては実際に見て頂かないと、私にはいかんとも説明しきれません。なにしろ楽しくて面白いのです。それでいて演奏はばっちり!時にはスリリングな駆け引きもあり、プロのジャズライブの醍醐味をずずいっと発揮しまくりでした。(中本さんの唄をしっかり支えつつ、盛り上げつつ、もちろん唄の邪魔には決してならいで。)このお二人の組み合わせをどこかのライブスケジュールに発見したら、楽しいジャズがお好きな貴兄は是非ともお見逃しありませぬように。とお勧めいたします。


なお、同居人Flatfish氏はpfの吉岡さんを20年ほど前に金町の「38」というお店で何度も見ていて、当時からファンだったそうです。なんでも当時よりえらくルックスの貫禄がついちゃったので腰が抜けたそうな。(まあ同世代の自分たちにも同じように加齢変化があるわけです。「貫禄」はつかないけど「ぜい肉」なら相当。。)でも、彼の「見返り美人アクション」と表情は昔からとのこと。昔はさらに派手でひょこひょこしてて、相当に「変」で目立っていたらしい。その「変」とは、その場の空気を有無を言わさずハッピーに「変」えてしまうオーラだったそうな。


吉岡さん、ちょっと検索したら、そうそうたるメンバーとライブ活動してるんですね。
また、息子さんがプロのジャズベーシストだそうで、時には親子競演もあるみたい。
歌伴ではなくピアノメインのステージも見てみたくなりました。