FlatfishGardenの泡 2nd

KOSHU178の日記

映画の著作権の不思議

今日の新聞に「シェーンも著作権消滅 格安DVD販売東京地裁認める」
という記事があった。


映画「シェーン」は1953年公開。
ローマの休日」(同じく1953年公開)の格安DVDも
適法だという判決が今年7月に東京地裁で出たばかり。
新聞の文面では、映画の著作権保護期間は日本では
「”公開”から50年だった(今は70年)」と読める。


映画は音楽アルバムよりも莫大な金額をつぎ込んで作られる。
特に「シェーン」や「ローマの休日」はすごいだろう。
そのDVDを500円均一で売っても儲かってしまうということは、
制作者にお金を払って契約しているとは思えない。
単純に何かのソースから複製して売っているのだろう。
映画製作会社や配給会社はもちろん即刻抗告。そりゃそうだ。


またまた素朴な疑問。
映画公開時、映画音楽の作編曲者は当然「生きて」いたはずだ。
監督、脚本家、その他スタッフも。
俳優ももちろん。・・・リアル幽霊映画でない限り。(怖)
その後、彼らが長生きしようがすぐ死んでしまおうが関係なく
「公開されてから50年(70年)」で映画そのものの著作権が切れて、
ばんばん勝手に複製して商売しても良いってこと?


名作が500円で手に入るのは単純に嬉しいけれど、法律ってよく解らない。