音楽は一生のお友達(3)
続 小学校高学年
小学4年生になって「トランペット鼓隊」に入った。
新設校ゆえ、ぴっかぴかの楽器ばかり。
トランペット12台、大太鼓、中太鼓、小太鼓などが一気にどかっと購入された。
Tpは当時ヤマハで一番安かったスチューデントモデル/シルバーメッキ。
中低音楽器は、、、ユーフォニウムくらいはあったかなぁ?
(自分の事しか頭になかったので覚えていない。)
楽器の先輩もいないし、音楽の先生だって管楽器の専門家ではないので、
ヤマハからブラバン指導者が数ヶ月おきに来てくれた。これはラッキーだったかも。
今にして考えると、楽器の大量一括購入のおまけ?(どうかな?)
「こんにちはトランペット」「我は海の子」あたりの練習曲が終わると
その後3年間そればっかやり続けることになる曲の練習が始まった。
「マルタ島の砂」
「象のシワ」(タイトル記憶違いかも?)
http://www.at-elise.com/JP/JPDPFP00329.html
(検索して出て来たこの曲はメロが違うので別曲でしょう。)
「マルタ島の砂」
作曲:ベルト・ケンプフェルト 演奏:ハーブ・アルパートとティファナブラス
この曲を検索すると、1970年にインストとしては異例の大ヒットをしたらしい。
翌年に小学生に演奏させるとは、指導者もナウい!
草食音、、いや、装飾音の多い「アメリアッチ(*)」のこの曲、今時の子供ならともかく
当時の小学生には若干難易度が高かったと思うが、誰が選曲したのだろう。
Bbメジャーの曲なのに、Aメロの最後2小節がマイナーっぽくなるのもおしゃれ。
今は唇がなまくらで全然吹けないけれど、指使いだけは多分完璧に覚えている。
(まぁ、3年間その曲ばかりやってましたからね〜。)
(*)アメリアッチ:
アメリカのディキシーランド・ジャズにマリアッチを合体させた音楽形態。
メキシコ風味のアメリカンポップスという感じ。
ティファナブラスが代表格で「アメリアッチ」というアルバムもあった。
http://rhea.blog8.fc2.com/blog-entry-25.html
軽快なインストで、日本でもラジオのテーマ曲などに多用された。
マリアッチ:
メキシコと聞けば思い浮かべるのはマリアッチではないでしょうか。
食事時ともなれば、ソンブレロをかぶった粋な服装の、手に手に楽器を持った男性たちを、
街のそこここで見かけます。マリアッチが使用する楽器は、バイオリン、ギター、ビオラ、
ギタロン(大型ギター)、トランペットで、 これらの楽器から愛の歌、別離の曲、
村の踊りの伴奏まで、あらゆるメキシコ人の喜怒哀楽が奏でられるわけです。
(ネットを検索しての引用なので、ジャンルの説明として正確ではない可能性もあります。)
で、12人のTpの中では、たまたまちょっと高い音が出せたからなのか、
原曲にはない「Tpソロ」を担当する事になった。
このソロについては、今でも時々思い出す事が2つある。